秋も中ごろを迎えましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
まさに涼しくなってきて、ゴルフコンペのシーズン真っ最中。コンペ幹事さんに選ばれる方も多いのではないでしょうか?
初めての方にとってはコンペ幹事さんの準備は難しいと感じるかもしれませんが、少し慣れるとこの準備すらも奥深く楽しく感じられるはずです。
それでは、どのような準備をすればよいか、具体的にお伝えしていきたいと思います。
まずは組み合わせの決定
まず最初にやらなければならないのがメンバーの組み合わせの決定です。
実はこの作業は、コンペ幹事の一番の仕事といっても過言ではないほど重要な作業です。
まずは役割が明確な人々から采配していきましょう。
主賓は出来るだけ最初の組に入れ、幹事は段取りがスムーズに行えるよう最初と最後の組に入るのが妥当です。
また、女性は男性と比較して身支度に時間を要しますので最終組は男性だけで行う方が無難です。
その他に考慮するべき要素としては、プレイヤーのレベル・年齢・関係性などです。
特に初心者同士では、プレーより会話に重きを置くことが多いので、関係性についてもしっかりと配慮しましょう。
誰もが楽しめるコンテンツを
メンバーの決定が完了したら、次はコンテンツについての企画へと移りましょう。
何よりも参加者が楽しみにしているのはメインイベントであるコンペのコンテンツでしょう。
ここでは初心者でもゲームを楽しめる2つのゲーム形式の例を挙げたいと思います。
ペリア方式
1つ目が「ぺリア方式」と呼ばれるもので、最もオーソドックスな形式です。
まず18ホール中、6ホールを隠しホールとしてハンディを算出し、アウト・インからそれぞれパー3・4・5を1つずつ選択します。
プレー後、この隠しホール6ホールのスコア合計を3倍にして、18ホールのパーを引き、数値を80%にした数がハンディとなります。
つまり、『ハンディ=([隠しホール6ホールのスコア合計]×3-[ 18ホールのパー])×0.8 』となるわけです。
このハンディを用いることで、初心者でも優勝できる見込みが出るわけです。
オネストジョン方式
もう一つが「オネストジョン方式」というもので、プレー前に自分のスコアを予想し、それと実際のスコアが一番近かった者を優勝とするゲーム形式です。
予想スコアより良い成績であっても評価はされず、自分の力量を正直に申告した者ほど勝利に近づくのです。
最終ホールでスコアの帳尻を合わすことも可能ですので、全員がパーとして計算される隠しホールを設定するのが一般的です。
このように初心者と上級者を混ぜても楽しめるようなゲーム形式も存在しますので、是非活用してみてください。
まとめ
コンペ幹事さんとして成功するコツですが、一方的に幹事が全てを決定してしまうのではなく、参加者や他の主催メンバーにも確認を取ってもらうようにしましょう。一人で抱え込まず、周りの人を巻き込むことも重要なのです。
今回はコンペのメンバー&コンテンツの決定について具体的にお伝えしましたが、次回Part.2では景品選びについてお伝えしていきたいと思います。