今年もゴルフのシーズンがやってきました。
中には、シーズン前にもっと練習しておけばよかった…と感じている方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
大丈夫です。練習は今からでも遅くありません。
今回は効率的にゴルフが上達する練習法をお伝えしていきたいと思います。
練習における基礎知識
みなさんはゴルフの練習は大きく分けて2つあることをご存知でしょうか?
「ブロック練習」と「ランダム練習」です。
簡潔に説明すると、前者は同じ練習を繰り返して行うことで、後者は異なる練習法を組み合わせて行うことを指します。
実は、結論から申しますと個々人のレベルに応じてこれらの練習を使い分けるだけで、効率的にゴルフが上達すると言われているのです。
ご自身のレベルに応じて以下の項の必要な箇所をご覧いただけたらと思います。
ビギナー向けの練習法
初心者における練習法です。
初心者といっても定義は人それぞれだと思いますが、この項ではスコアが100を切ることを目標に掲げている方向けに解説しております。
この練習を行なった上でスコアが伸び悩む方は次項をご参照ください。
まずゴルフというスポーツは、他のスポーツにはない独特のフォームを習得する必要があります。
それを覚えるのに欠かせないのが「ブロック練習」です。
シンプルに言えば、「身体にゴルフのフォームを染み込ませるまでの期間」と捉えていただけたらと思います。
実際に9番アイアンの練習だけを1年続けた結果シングルスコアになった、という方もいらっしゃるようです。
もちろん万人がそうなるとは言い切れませんが、ブロック練習にて基礎を叩き込むことはスコアに大きな影響をもたらすのです。
100を切る人向けの練習法
スコアが100を切る辺りから、ブロック練習のみでは成果が伴わなくなることがあります。
というのも、ブロック練習には先ほどの項で示した通り、基礎固め・不安要素潰しといったメリットはあるのですが、俗にいう「下手を固める」リスクが存在するのです。
そういうタイミングにこそ実は「ランダム練習」が活きてくるのです。
具体的に言えば、練習場でもコースを想定したショットを練習するなど、今までとは違った練習を取り入れてみるべきなのです。
練習場とコースの大きな違いは、コントロールや力加減などの采配が必要になってくる点です。
こちらに関しては、今まで通りのブロック練習のみでは身につきません。
ただし、完全にランダム練習のみにシフトしてしまうのも良くありません。
ゴルフはブロック練習で身に着けた基礎がなければ成り立たないスポーツです。
ランダム練習によってフォームが崩れることもありますので、ご自身のフォームの動画を確認するなどして、フォームに乱れがあれば再度ブロック練習寄りにする、といった采配が必要となります。
まとめ
いかがでしょうか?
この記事の内容を、ご自身のフォーム・スコアに応じて練習にお役立てていただければ幸いです。
今年は寒暖の差が激しいですが、ゴルフのシーズンはもう始まっています。
皆様もゴルフ場にて楽しいひと時をお過ごしください。